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2026.09.02

夕方になると、頬の毛穴が縦に伸びて見える

若い頃の黒ずみとは、たぶん別のものです。ファンデを重ねても夕方には浮いてくる頬の毛穴について、書きました。

SalonNote編集部 ニコ

鏡の前で頬にふれて、肌の様子を確かめている人

朝は、うまくいったはずなんです。

でも夕方、化粧室の鏡をのぞくと、頬のところだけ毛穴が縦に伸びて見える。ファンデーションがその溝にたまって、光が当たるとよけいに目立つ。朝よりはっきり、顔が疲れて見える。

分かります。しかもこれ、20代のころに悩んだ小鼻の黒ずみとは、明らかに別ものですよね。あのころは、洗えばなんとかなった。いまは、洗っても変わらない。それどころか、ていねいに落とすほど、夕方の乾いた感じが強くなる気さえする。

頑張っているのに変わらないのは、当たり前かもしれません

頬の毛穴が縦に伸びて見えるとき、中に何かが詰まっているとはかぎりません。毛穴そのものというより、そのまわりの肌が、ハリを支えきれなくなってきている。ゆるんだぶん、丸かった穴が下に引っぱられて、涙のかたちに、そのうち短い線のように見えてくる。

だとすると、落とすお手入れをどれだけていねいにしても、そこには届きません。落としすぎれば逆に乾いて、影が濃くなる。化粧水を重ねても、表面に入れた水分は数時間で元に戻ります。

サボっていたわけでも、選んだものが悪かったわけでもなくて、頑張る方向と、悩みの出どころが少しずれていた。それだけのことです。ここに気づかないまま、何年も同じ棚の前で迷うことになります。

手のひらで温めながら、頬をゆるめていく
手のひらで温めながら、頬をゆるめていく

サロンが効くのは、家では作れない条件があるからです

ひとつは、時間。40分、60分と、肌をうるおったまま置いておける時間が、家にはありません。夕飯の支度、洗いものの音、乾く前に次へ進みたくなる気持ち。サロンでは、その全部を止められます。

ふたつめは、温度と手のひら。温めてやわらかくしてから触るのと、冷えた肌に化粧品をのせるのとでは、入り方がまるで違います。この下ごしらえが、いちばん家でやりにくいところです。

みっつめは、顔だけを見ないこと。頬を上から支えているのは、首や肩、こめかみ、頭のてっぺんまで続いている場所です。そこが固まって下へ引っぱっているぶんを、ゆるめてもらう。夕方の顔の重たさが変わるのは、たいていここです。

そして、見てもらえること。毎日おなじ顔を見ている自分は、変化に気づけません。どちらの頬がゆるんでいるか、どこが乾いているか、いまは触らないほうがいい場所はどこか。初めての目で見てもらえるのは、それだけで安心します。

帰り道、信号待ちのガラスに映った自分の顔が、朝より良い。あの感じのために行くのだと思います。

「毛穴をどうにかしたい」より、伝わる言い方があります

そのまま言ってしまえば大丈夫です。「夕方になると頬の毛穴が縦に開いて、ファンデがたまる」「若いころの黒ずみとは違う感じがする」。このふたつが言えたら、担当の人にはもう伝わります。

いま使っているものは、写真に撮っていくと早いです。予約のときにひとこと「毛穴の相談をしたい」と書き添えておくと、その日のカウンセリングの時間の取り方が変わります。

それから、これは書いておきたいのですが、毛穴の悩みに年齢は関係ありません。10代でも20代でも、長いあいだ気にして、たくさん調べて、勇気を出して予約する人がいます。サロンは、そういう人が行っていい場所です。

鏡の前で立ち止まる時間を、減らしていく

毛穴は、なくすものではなくて、付き合っていくものです。それでも、夕方の顔をあきらめなくていい方法は、ちゃんとあります。

今日の帰りでも、来週のお休みでも。近くのサロンをのぞいて、いまの話をそのまましてみてください。

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